昔の世界に生きて
[この世界の片隅に]
読み終わって、書きたいことが尽きないです。
今日も書いてしまいます。
描かれているのは、主人公の日常です。
ささやかな幸せを見つけてゆく姿
絵を描くことが好きな主人公です。
無惨にも大切なものを奪われてゆく姿
繋いでいた右手と共に大切な人を無くし
絵を描くことも難しくなります。
周りの人のために嘆き悲しむ姿
自分の責任だと嘆き
迷惑をかけたくないと悲しみます。
弱者と言われている人たちと
共通することがあるように思います。
また、自分と比べてしまいます。
私の右目は、まだいろんなものを
見ることができます。
今の世界に生きて
障害者が殺傷されるという事件があってから
一年が経っています。
弱者と言われても
価値のない人間はいません。
可能性も平等にあります。
周りの人にとっては、希望であったり
癒しであったり、励ましであったりする
大切な存在です。
さまざまなことを思い知らされて
寂しさや生きづらさを抱えることも
あることでしょう
でも、だからこそ
幸せでありたいと願っています。
周りの幸せを願っています。
その気持ちを活かすことができれば
誰もが幸せだと言えるでしょう。
事件に関連して、いくつかの書籍が
出版されていました。

妄信相模原障害者殺傷事件作者: 朝日新聞取材班
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/06/20
- メディア: 単行本
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- 作者: 保坂展人
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2016/11/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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