この世界の片隅に
以前紹介しましたが、コミックを読み終えています。
読み始めた時は、主人公を見て母の少女時代を
思い浮かべていたのですが、次第に自分と
比べるようになってきました。
先日も書いたように、体が小さいと言っても
可憐な雰囲気があった訳ではないと思いますし
大変な状況にあって、明るく微笑んでいる…
ような感じでもなかったと思います。
このように、違うところのほうが多いのですが
体のことなど、気になる記述もありました。
月の巡りが悪いということに関して
小さく注釈があるのですが
次のように書かれています。
「戦時下無月経症」は、勤労動員された女子に多く、
ちょっとした社会問題だったようです。
以前に、ホルモン異常のことを書きましたが
主人公とそんなところが似てしまうとは
思ってもみませんでした。
昔の女性の世界
国のために 家族のために
そして
国のために働く男性のために
身を挺するようなことが
美徳とされて
(男子を)生めよ増やせよと言われて
それでも、戦争の時代を
力強く生きてきた。
今の女性の世界
男性に従うことが
普通のこととされて
男性や
男性主導の国や会社は
女性の心と体の問題に寄り添えなくて
協力しあうことが難しくて
それでも、戦争のような時代を
力強く生きている。
私もそうありたい。
しなやかに
生き生きと…