ともぴーの仰天ブログ

心が感じたことを書く自分探しの記録

鳥の涙と魚の涙

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鳥の涙と魚の涙

 

優しい鳥が羽ばたいて

飛ぼうとすればするほど

進もうとすればするほど

その羽毛が抜け落ち

ひらひらきらきら

光を受けて空を舞う

 

何も知らない子供は

きれいだとはしゃぐ

何も知らない大人は

きたないといぶかる

 

高い空ではちっぽけな

鳥の涙は誰にも見えない

 

 

優しい魚が水を掻き

泳ごうとすればするほど

進もうとすればするほど

その鱗が抜け落ち

ひらひらきらきら

光を受けて海を舞う

 

何も知らない子供は

きれいだとはしゃぐ

何も知らない大人は

きたないといぶかる

 

広い海ではちっぽけな

魚の涙は誰にも見えない

 

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最近、自動車事故に関する会見を目にした。

 

大切な誰かを亡くす喪失感は

羽や鱗を剥がれることとは

比べ物にならないかも知れない。

 

関係者の悲しみは白日の元にさらされた。

 

 

社会との関わりを十分に持てなくなった

人の事件も目にした。

 

関係者の悲しみは白日の元にさらされた。

 

一方、加害者の心の内はおそらく

誰にもわからない。

 

何を抱えていたのか

何に苛まれていたのか

不安か後悔か

孤独か絶望か

 

誰もにわからなかった。

どうにもできなかった。

こうして、悲劇は繰り返される。

 

けれども

幸せだって連鎖するだろう。

 

だからこそ

誰もが幸せを実感できるような

社会であることを切に願う。