へこたれない。
という言葉をブログに書きました。
それは
強い人でありたい
ということを意味しています。
体の強さをあてにできない分
心が強くありたいと思うのです。
しかし、現実には
すぐにメソメソするし
すぐにオロオロするし
思うようにいきません。
以前紹介した
「この世界の片隅に」 を
思い出します。
主人公は
戦争中ということもあり
数々の、命の危機と心の危機を
経験します。
生きていて良かったのかと
自問自答します。
運命を呪ったり
誰かのせいにしたかった
かも知れない。
でも気がつくのです。
「歪んどる」
歪んでいるのはわたしだ…と。
まともに被爆(被曝)した
妹のほうが優しかったから。
これが、辛さや悲しみを
乗り越えるということ
なのでしょうか。
何だか、切ないです。
でも、最後にはとても
穏やかな表情をしています。
私は、還暦の頃に
どんな表情をして
暮らしているのでしょうか。